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2026年9月30日|20分

AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part3

ゲスト: 冨安寛樹(WFPダチョウファーム 農場長)

AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす Part3

北海道でブロッコリーやネギ、大豆などを育てる農家、とみやすさんを訪ねました。Part3では、ChatGPTやCodexを使った農場の試行錯誤がOpenAIの映像に取り上げられるまでと、その後に世界の農家から届いた反響をたどります。小型ドローンを使った作物の定点撮影、人手が限られる農場でデータを作業判断に生かす構想へ。天候や病気に追われる日はAIに触れる余裕もない――現場の切実さと、それでも「どう解決するか」を考え続けるとみやすさんの好奇心を聞きます。

  • OpenAI本国の担当者との対話から、ニュースレターでの紹介、公式映像への出演へ
  • ハウスの自動巻き上げ機がXで広まり、日本チームにも見つかった経緯
  • 映像公開後、農場への訪問や海外からのメッセージが増えた
  • 高価なスマート農機を買いにくい地域でも、AIをどう使えるか
  • 「かしめるって何?」から始まった配線の試行錯誤と、画像を見せて学ぶ方法
  • 3Dプリンターや電子回路の設計をAIと進める可能性
  • バックパックに入る小型ドローンで、農場の景色を撮る
  • 決まった地点を自動で飛び、作物の生育を撮影する仕組みを構想中
  • 広い農場を中心の5〜6人で回す、人手不足の現実
  • 天気や作業記録をもとに、AIが次の作業を提案する農業へ
  • 病気が出ればAIどころではない、畑の仕事が最優先になる日々
  • 厳しさを悲観するより「どう解決するか」へ向かう好奇心

この回の内容

北海道むかわ町の農業法人WFPダチョウファームで農場長を務める冨安寛樹を訪ねたシリーズのPart3。前回の続きで、OpenAI本国のコミュニティ担当とつながってから公式映像に出演するまでを聞く。別の日本人から農業でのChatGPT活用を紹介され、オンラインで使い方を伝え、プロンプトがニュースレターで紹介された。その後、Codexで組んだビニールハウスの自動巻き上げ機の投稿がXで広まり、OpenAIの日本チームにも届く。本国担当者との対面や活用事例の紹介を経て、農場を舞台にした映像の撮影に進んだ。公開後は農場を訪ねる人が現れ、高価なスマート農機を買いにくい地域を含む海外の農家からもメッセージが届いた。配線の「かしめる」から学び、画像をAIに見せて回路のつなぎ方を尋ねた経験を振り返り、3Dプリンターや電子回路の設計にもAIを使える可能性を語る。現在は持ち歩ける小型ドローンで農場を撮影し、DJIの開発者向け機能とCodexを使って、決まった地点を自動飛行して作物の生育を撮る仕組みを構築中だ。広い農場を中心の5〜6人で回すなか、天気や作業記録をもとにAIが次の作業時期を提案する未来を思い描く。ただし作物に病気が出れば畑への対応が最優先で、AIを試す余裕はなくなる。厳しさを悲観するより「どう解決できるか」を考える好奇心で、現場の課題に向き合っている。

この回でわかること

冨安さんはどのようにOpenAIの公式映像に出演することになったのか?

農業でChatGPTを使う事例として別の日本人からOpenAI本国のコミュニティ担当に紹介され、オンラインで使い方を伝えた。プロンプトがニュースレターで紹介された後、Codexで作ったハウスの自動巻き上げ機の投稿がXで広まり、日本チームにも届いた。本国担当者との対面や活用事例の紹介を経て、農場での映像撮影につながった。

映像の公開後、どんな反響があったのか?

農場を訪ねる人が現れ、海外の農家からもメッセージが届いた。高価なスマート農機を簡単には買えない地域の人たちも、AIを農業にどう生かせるかに関心を示している。

小型ドローンでどんな仕組みを作ろうとしているのか?

現在は持ち歩ける小型ドローンで農場の景色を撮影している。次の試みとして、DJIの開発者向け機能とCodexを使い、決まった地点を自動で飛んで作物の生育を撮影する仕組みを構築中だ。定点撮影の自動運用は、まだ構想と開発の段階にある。

人手が限られる農場で、AIにどんな役割を期待しているのか?

広い農場を中心の5〜6人で回しており、人をすぐに増やすのは難しい。天気や作業記録などのデータをもとに、AIが次に行う作業やその時期を提案する形を思い描いている。一方、作物に病気が出た日は畑への対応が最優先で、AIを試す作業は後回しになる。

話したトピック

  • OpenAI本国の担当者との対話から、ニュースレターでの紹介と公式映像への出演へ
  • ハウスの自動巻き上げ機がXで広まり、日本チームにも届く
  • 映像公開後の農場訪問と、高価なスマート農機を買いにくい地域からの反響
  • 「かしめる」から始めた配線の試行錯誤と、画像を見せてAIに学ぶ方法
  • 3Dプリンターや電子回路の設計にAIを使う可能性
  • 小型ドローンで農場を撮影し、作物の定点撮影を自動化する仕組みを構築中
  • 中心の5〜6人で広い農場を回し、天気や作業記録を判断に生かす構想
  • 作物に病気が出れば畑が最優先――厳しい現場でも解決策を探す好奇心

このシリーズのエピソード

AIで農家の仕事はどう変わる? with 北海道の農家 とみやす