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2026年5月28日|26分

真のグローバルってなに? with Liquid AI 柘植会長 Part4

ゲスト: 柘植一郎(Liquid AI株式会社 代表取締役会長)

真のグローバルってなに? with Liquid AI 柘植会長 Part4

2026年3月にCTC会長を退任後、2026年4月からLiquid AI 株式会社の代表取締役会長を務める柘植一郎氏との雑談です。

今をときめくAIカンパニーの話や、「真のグローバル」について、さらには会社経営とはなにかまで、超凝縮された濃い雑談をお楽しみください。

  • テクノロジーで何に感動しますか?
  • 経営企画としてのAI
  • 人間だってハルシネーション
  • 人間だってバイアスの塊
  • お風呂のなかでも相談できる
  • 人間らしさ、美意識とは
  • Consciousへ向かうAI
  • 効率良いだけの人間は魅力的か
  • なんのために儲けるんですか?
  • ラミンはホワイトハウスに呼ばれて
  • いくつか進行中のプロジェクト

この回の内容

シリーズ「真のグローバルってなに? with Liquid AI 柘植会長」最終第4部。柘植一郎が自らのAI活用の実像と、変わらないものへの洞察を語る。決算分析などアナリストの仕事はAIの得意中の得意で真っ先に置き換わるとし、経営企画の仕事(複数データの分析、パワーポイント化、英語版作成)もClaudeなら数週間の作業が1分で終わると指摘。柘植はガジェット好きを自認し、OpenAI・Claude・Geminiの3つを使い分け、Anthropicには個人情報を教え込んで『社内取締役』のように育て、もう一つは学習させない『社外取締役』として使い分けていると明かす。ハルシネーション懸念には『人間のレポートなど5割はハルシネーション、忖度やゴマすりの塊で、AIの1%の方がよほど良い』と反論。風呂やトイレでも音声入力で指示を出し、長文ほど音声が楽で文脈理解も向上したと語る。最後に川崎が『これからも変わらないものは何か』と問うと、柘植は人間の凄さ、とりわけ20〜30Wで脳を動かすエネルギー効率の最強さを挙げる。シンギュラリティは人によって違い『自分にはもう来ている』とし、Liquid AIの一流サイエンティストが今『意識(コンシャスネス)』を研究していること、『我思うゆえに我あり』に行き着く話を紹介。好奇心・美意識といった人間らしさ、効率だけでは魅力的でない人間、失敗から立ち直る感動をAIに取られてたまるかと語る。川崎は自社パーパス『人間にしかできない知識創造の時間を最大化する』を共有し、会社は個人が滅しても続く『器』であり『何のために儲けるのか』という問いへ発展。CEOラミン・ハサニが月末にホワイトハウスに招かれること、ドイツや日本の自動車メーカーとの契約発表、ボストン本社とサンフランシスコ拠点での採用状況にも触れ、番組を締めくくる。

この回でわかること

AIに最初に置き換わる仕事は何か?

柘植一郎は、決算分析などアナリストの仕事はAIの得意中の得意で真っ先に置き換わると指摘する。経営企画の仕事(複数データの分析、パワーポイント化、英語版作成)も、Claudeなら数週間の作業が1分で終わるという。

複数のAIをどう使い分けているのか?

OpenAI・Claude・Geminiの3つを併用している。Anthropicには個人情報を教え込んで『社内取締役』のように育て、もう一つは学習させない『社外取締役』として使い分けていると明かす。風呂やトイレでも音声入力で指示を出し、長文ほど音声が楽で文脈理解も向上したという。

ハルシネーションは実務上の問題にならないのか?

柘植は『人間のレポートなど5割はハルシネーション、忖度やゴマすりの塊で、AIの1%の方がよほど良い』と反論する。人間からの報告と比べた相対的な精度で見るべきという立場である。

シンギュラリティはいつ来るのか?

柘植はシンギュラリティは人によって違うとし、『自分にはもう来ている』と語る。Liquid AIの一流サイエンティストが今『意識(コンシャスネス)』を研究しており、『我思うゆえに我あり』に行き着く話も紹介される。

AIが進んでも変わらないものは何か?

柘植は人間の凄さ、とりわけ20〜30Wで脳を動かすエネルギー効率の最強さを挙げる。好奇心や美意識といった人間らしさ、失敗から立ち直る感動をAIに取られてたまるかと語る。川崎は自社パーパス『人間にしかできない知識創造の時間を最大化する』を共有し、会社は個人が滅しても続く『器』であるという話へ発展する。

話したトピック

  • アナリスト・経営企画業務のAI代替
  • OpenAI・Claude・Geminiの使い分け
  • 『社内取締役』『社外取締役』としてのAI育成
  • ハルシネーションと人間のレポートの比較
  • 音声入力による指示出し
  • 変わらないもの=人間の凄さとエネルギー効率
  • シンギュラリティは人によって違う
  • 意識(コンシャスネス)の研究
  • 好奇心・美意識という人間らしさ
  • パーパスと会社という『器』の意味
  • ラミン・ハサニのホワイトハウス招待と自動車メーカー契約

この回の発言から

余裕がある車の運転するプロドライバーって、どこ見てるかって、ぼやっと先を見てんだって。そうすると手前のことは見えてるんだって
— 柘植一郎
3週間ゴリゴリエクセルで作ってましたっていうのが実態なわけだ。今はさ、クロードちゃんはさ、どう?1分ぐらいだぜ
— 柘植一郎
僕なんか社長やってて毎日人間からレポートされます。俺の見たとこ5割ぐらいハルシネーションだぞ。オープンAIの方は1%、いいじゃんそれで
— 柘植一郎
シンギュラリティなんてさ、人によって違って、僕にはもう来ちゃってるわけよ。この状態、シンギュラリティ来てると
— 柘植一郎
人間ってエッジじゃん、どことも繋がってないわけよ。ただ食べてるだけで、微生物が分解して、ミトコンドリアがエネルギー供給して、脳を動かして筋肉を動かして、これたったの20Wとか30Wなんでしょ。どこにもGPU入ってないわけよ
— 柘植一郎
こんな感動をね、AIなんかにね取られてたまるかなと思うけどさ
— 柘植一郎

この回から生まれた記事

  • 経営者のAI活用術

    上場企業の元会長が語る実際のAI運用。学習させるAIと学習させないAIを役員に見立てる使い分けや、ハルシネーションを人間の報告と比べる視点を解説。

このシリーズのエピソード

真のグローバルってなに? with Liquid AI 柘植会長